日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

12/08/2011 10:22 AM

 カピル・シバル通信相は5日、フェースブックなど大手ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)各社のインド部門代表者と会談し、サイト上に中傷発言などが掲載されないよう自主規制することを求めた。

 シバル通信相が会談したのは、フェースブック、グーグル、ヤフー、ユーチューブ、マイクロソフトなどの大手SNS各社のインド部門代表者。通信相は、SNS上に政治家などに対する中傷的発言や名誉を傷つける内容の投稿が横行しているとし、各社に利用者の投稿をモニタリングし、そうした内容の投稿をアップロード前にブロックする体制を作るよう求めた。各社が要請に従わない場合、何らかの措置を取ると警告したという。

 各社は、規約違反の投稿は削除するが、利用者の投稿数が膨大なこと、サーバーがインド国外にあること、何が中傷的かを判断する責任は負えないことなどを理由に、投稿の事前ブロックは不可能と伝えた。その上で、現行法のもとで投稿者を名誉棄損などで訴追する場合には協力すると述べた。

 グーグル・インディアは6日の声明で、「投稿の内容が合法で、規約にも違反していない場合、単に内容が物議を醸すというだけで取り除くことはできない。人々の多様な意見は、それが合法である限り、尊重され保護されるべきである」と述べた。その他の各社は声明を発表していない。

 シバル通信相は過去数カ月、SNSにソニア・ガンディー国民会議派総裁やマンモハン・シン首相の合成写真など、名誉を傷つける内容の投稿が多数あることに不快感を示していた。(6日付タイムズ・オブ・インディア紙1・12面、ザ・ヒンドゥー紙1面、7日付タイムズ・オブ・インディア紙1・13面、ザ・ヒンドゥー紙1・14面から)

12/7/2011


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