日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

12/26/2011 10:08 AM

 22日付のファイナンシャル・エクスプレス紙(4面)によると、インドの物流業界に日系企業の進出が加速している。

 東京本社のSBSホールディングスは今月16日、インドに50億ルピーを投資して倉庫の建設、貨物車両の増強を図ると発表した。同社は今月初旬、バンガロール拠点の物流会社アトラス・ロジスティクスの80%の株式取得を取得している。顧問の小野寺勝久氏は「インドでは品質にこだわった事業展開をしていきたい」と述べた。

 日系物流企業のインド進出は2000年代後半から活発化している。三菱倉庫は06年、ムンバイ拠点のゲートウェイ・ディストリパークとバンガロール拠点のスノウマン・フローズン・フーズと提携。日本海運は07年にバンガロール拠点のJIロジスティクスの株式を取得、現地法人を設立した。10年には日本郵船の子会社NYKホールディングスが、タタ・スチールの子会社TM インターナショナル・ロジスティクスの26%の株式を取得。日立トランスポート・システムは10年にフライジャックを買収した。双日も10年9月にムンバイ拠点のアシュリヤ・インターナショナルと提携している。

 フロスト・アンド・サリバンが11年2月に発表した報告書によると、10年のインドの物流市場は前年比9.2%増の821億米ドルだった。20年には2千億米ドルに達する見込みで、現在同市場は国内総生産(GDP)の14%を占めているという。市場関係者は「日系企業はインドの道路および鉄道交通、冷蔵施設、内陸コンテナ基地(ICD)の事業に注目している」と述べた。KPMGインドのマニシュ・サイガル氏は「日系企業は中国とタイでの事業が強いが、中国は政治的要因で、タイは洪水問題で打撃を受けており、成長が見込める新市場への進出を急いでいる」と指摘した。

12/22/2011


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