日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

11/14/2011 07:38 AM

 インド自動車工業会(SIAM)が9日付で発表したところによると、2011年10月の国内自動車販売台数は144万1,594台となり、1年前(10年10月)の145万6,901台に比べて1.1%減少した。伸び率は2カ月前(11年8月)の前年同月比15.8%、1カ月前(11年9月)の同10.1%から顕著に低下。過去3年間で初のマイナスだった。鈍化の要因は、(1)インド準備銀行(中央銀行、RBI)による金融引き締め政策の強化を受け、自動車ローンの金利が上昇している、(2)ガソリンやディーゼル燃料(HSD)の小売価格が引き上げられている、(3)投入コストの増加を背景として、各メーカーが自動車を値上げしている、(4)内外の景気が減速するとともに、金融市場が動揺する中、消費者信頼感が悪化している、(5)最大手メーカーのマルチ・スズキがマネサル工場の労働争議を受け、大幅な減産を余儀なくされた、などだ。

 車種別の実績を見ると、四輪車では、乗用車が前年同月比23.8%減の13万8,521台。00年12月(同39.86%減)以来、最大の落ち込みを記録した。乗用車に多目的車(MPV)や実用車(UV)を加えた乗用車両も同20.3%減の18万3,142台。11年7月から4カ月連続で1年前の水準を下回った。一方、商用車は同18.5%増の6万1,800台と好調を持続。内訳は小型車(LCV)が同15.3%増の3万4,776台、中・大型車(M&HCV)が同22.9%増の2万7,024台に達した。また、二輪車は同2.0%増の114万7,621台と、小幅ながらプラスを維持。これに対し、三輪車は同2.1%減の4万9,031台にとどまった。

 なお、SIAMは10月、乗用車の販売が11-12年度(11年4月-12年3月)全体で前年比2-4%増と予測。見通しを4月時点の同16-18%増、7月時点の同10-12%増から大幅に下方修正している。(SIAMのウェブサイト、10日付のビジネス・ライン紙=1・2面、ビジネス・スタンダード紙=2面、ファイナンシャル・エクスプレス紙=9面などから)

11/11/2011


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