日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

10/20/2011 01:11 AM

 19日付タイムズ・オブ・インディア紙(1・28面)によると、マルチ・スズキは生産工場のグジャラート州への移転を検討している。現在工場があるハリヤナ州で労働不安が拡大しているため。

 マルチ・スズキのハリヤナ州マネサル工場では、10月7日から労働者のストライキが続いており、解決の糸口は見えていない。このストライキも、8月29日から約1カ月続いたストライキが終了した直後に始まったもの。ストライキで生産が落ち込んでいるほか、納車の遅れを懸念する消費者の買い控えで注文が減少している。

 マルチ・スズキ経営陣はハリヤナ州政府のストライキへの対応に不満を持っているとみられている。マルチ・スズキ会長のR・C・バルガヴァ会長は、州政府の対応についてはコメントを避けながらも、「ハリヤナ州の労働者は好戦的で、もし状況に改善がなければ州の工業地帯は深刻な被害を受けることになるだろう」と述べている。

 こうした中で、マルチ・スズキは生産工場の州外移転を検討中といわれており、9月8日には、スズキの鈴木修会長がナレンドラ・モディ・グジャラート州首相と会談している。10月28日の取締役会でグジャラート州での1,800億円の新工場建設計画が承認される見込み。新工場はグジャラート州の、現在のマネサル工場とグルガオン工場を合わせたよりも広い1千エーカーの土地に建設され、年間200万台の生産能力を持つとされる。

10/19/2011


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