日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

10/18/2011 07:21 AM

 15日付のビジネス・ライン紙(1面、5面)によると、石炭欠乏によるここ数日間の全国的な電力不足が、アイスクリームの販売にも影響を及ぼしている。

 ムンバイ南東部で小規模小売店を経営するアショク・シャーン氏は「停電が多く、アイスクリームの在庫管理ができない。数カ月間はアイスクリームの販売を取りやめる方針だ」と説明した。ムンバイ近郊では、1日5-6時間の停電がここ10日間続いているという。「アムール」ブランドのアイスクリームを製造、販売するグジャラート州酪農業協同組合連合会(GCMMF)のマーケティング担当者ジャエン・メータ氏は「グジャラート州の自社工場は自家発電施設が充実しており停電の影響は少ないが、ウッタルプラデシュ州やビハール州の小売店では影響が出始めている」と指摘している。某小規模小売店の経営者はアイスクリームの購入者に有料でドライアイスの包装を行っているが、一時的な対処法で根本的な問題解決にはならないとしている。

 インド・アイスクリーム製造協会のラジェシュ・ガンディー会長は「ここ数日間の停電の多発で、小売業者はアイスクリームの在庫管理が困難なため仕入れを、消費者は家庭での保存が困難なため購入を見合わせている。特に中小都市圏への影響が大きい。電力不足が長期化するようであれば、緊急会議の招集も検討中だ」と話している。インドのアイスクリーム市場は年間15-20%で成長しているが、ガンディー会長は「電力不足が続けば、成長率は低くなるだろう。一方、電力供給が安定すれば成長率は30-40%になるだろう」と話している。

10/17/2011


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