日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/06/2011 02:53 AM

 5日付のビジネス・ライン紙(2面)によると、医療産業の人材不足が深刻だ。各社拡大戦略を発表しており、特に中小都市圏での医療従事者の雇用が困難を極めている。

 病院チェーン大手のフォルティス・ヘルスケアは今年度中にベッド数を1千床増やす計画に伴い、医師や看護師、事務員、清掃員、食事担当者などの従業員を2,500-3千人新規に雇用する。同社は予算の2%を従業員教育に充当しており、コイド・ナザレシュ最高業務執行責任者は「人材不足が深刻だ。インドには500-600の医学部や看護学校などの教育機関が必要だが、需要に追い付いていない。政府は外国企業の医療教育業界への参入を奨励すべきだ」との見方を示した。

 デイケア専門のヴァサン・ヘルスケアの従業員数は7千人、今年度中に1千人の新規雇用を発表している。アポロ・ホスピタルは2014年までにベッド数を2,400床増やす計画で、1床あたり4-5人の従業員を新規に雇用する。ヤコブ・ジェイコブ氏は「IIMやXLRI、ISBなどのトップ・クラスの学校の卒業生を採用する方針だ」と話している。バンガロール拠点のコロンビア・アジア・ホスピタルは現在7カ所の病院を運営しており、来年度中に中規模都市に5カ所の病院を新設、2,300-5千人を新規雇用する。

 インドの医師、看護師の離職率は25%。医師の数は人口2千人につき1人、看護師は千人に1人の割合だ。今後10年で国内に50万人の医師、100万人の看護師が必要とされている。

09/05/2011


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