日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/02/2011 10:54 AM

 第一三共は、インド、カメルーン、タンザニアで社会貢献プロジェクトとして移動診療サービスを今秋から実施すると発表した。インドでは連結子会社のランバクシー・ラボラトリーズ(インド・グルガオン市)が設立した「ランバクシー・コミュニティー・ヘルス・ケア・ソサイアティー」を通じて、また、カメルーン、タンザニアでは、国際NGOの「プラン・ジャパン」を通じて実施する。活動主体への寄付金は総額で約2億円。

 インドは乳幼児死亡数と妊産婦死亡数が全世界で最も多い国の一つであり、また、カメルーン、タンザニアは乳幼児死亡率と妊産婦死亡率が開発途上国の中でも高く、医療アクセス上の課題がある。今回の移動診療サービスは、適切な医療サービスを十分に受けられない人々の生命と健康に直接役立ち、国連がグローバルな課題として提唱しているミレニアム開発目標(MDGs)にある「乳幼児死亡率の削減」、「妊産婦の健康の改善」、「HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止」へ寄与するとしている。

 移動診療サービスの活動内容は、移動診療車を用い、医療アクセスが限られている地域へ医療サービスを提供する。提供サ―ビスは基礎的医療、予防接種、妊産婦・乳幼児健診、啓発教育など。活動期間は5年。

 ランバクシー・コミュニティー・ヘルス・ケア・ソサイアティーは、ランバクシーが設立した非営利団体(1979年のランバクシー地域開発基金)」が母体で、インドでランバクシーの事業拠点地域を中心に移動診療活動などを展開し、母子保健(予防接種、妊産婦健診)やHIV/エイズの感染を予防するための啓発教育などを行っている。

 プラン・ジャパンは開発途上国の子どもとともに地域開発を進める国際NGOで、アジア・アフリカ・中南米の50カ国で、学校建設、予防接種、職業訓練など、子どもたちの能力と可能性を育む、年間約1万件の地域開発プロジェクトを実施している。(11年8月31日、第一三共のニュース・リリースから)

09/01/2011


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