日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

07/13/2011 07:26 AM

 12日付のファイナンシャル・エクスプレス紙(7面)によると、国産ワインの消費量が伸び悩んでいる。2011年4月時点での売れ残りワインは2,500万リットル(L)だった。10年4月の3,200万Lからは改善したが、過剰供給が問題となっている。

 これを受け、ワインメーカーはワインを蒸留して作るブランデー製品の開発を検討している。ワインの年間消費量が100万ケース(1ケース12本入り)に対し、ブランデーは4,600万ケース。うちほとんどが南部地域で消費される。現在多くのブランデーは糖蜜から生産されており、ぶどうを使ったブランデーは糖蜜製と比較すると割高だ。

 インド全国ワイン製造業者協会(AIWPA)の会長兼フラミンゴ・ワインの会長ジャドギッシュ・ホルカー氏は「商品モデルが増えれば市場も拡大し、売れ残り製品の再利用にもなる。グレープブランデーの生産を後押ししていきたい」と話している。

 AIWPAは協会の登録ワインメーカーにブランデーの製造許可を認可するよう政府に打診している。90社が登録しているが、25%がブランデーの製造に意欲的だという。多くのワイナリーが集まるマハラシュトラ州では、今後2週間以内に許可が下りる見込みだ。

 SULAヴィンヤードの創設者兼会長のラジーブ・サマント氏は「品質の良いワインの需要と供給のバランスは取れている。ここ数年で増えた小規模ワイナリーが作る低品質のワインの流通が、過剰供給といわれる要因だ。グレープブランデーは通常のブランデーに比べ高品質で、メーカーにとっても魅力的な市場だ」と話している。グローバー・ヴィンヤードのカピール・グローバー社長は「ぶどうの種類を知らない農家がワイン生産を始めている。ワイン製造のノウハウのあるメーカーと組んだ農家のみを許可するなど、政府はワイナリー設立に関する規制を定めるべきだ」と指摘した。国内のワイナリーの数は2000年の6カ所から09年は70カ所に増えている。

07/12/2011


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