日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

07/07/2011 08:03 AM

 6日付のエコノミック・タイムズ紙(1面、14面)によると、各社製品の農村地域での売り上げ実績が、都心部を上回っている。

 ヒンドゥスタン・ユニリーバのニティン・パランジブ最高経営責任者は「農村部では800ミリリットルで100ルピー以上の、決して安くはない洗濯用柔軟剤が売れている。農村地域の消費者はブランドや品質にこだわった購買活動をしている」と話している。

 マルチ・スズキの農村地域での販売台数は2008年度2万6千台、10年度は20万台だった。ハッチバックやセダン「SX4」の高級モデルは年間5倍で販売台数が伸びているという。マヤンク・パレーク幹部は「インフレなどが要因で、都心部の販売台数の伸びが1ケタ台に対し、農村部は2ケタだ」と話している。販売価格60万ルピーからのセダン「スイフトZX」は今年6月、南部の農村地域で21台売れた。

 ヒーロー・モトコープも、スクーター「プレジャー」の売り上げのうち45%が農村部だ。ビデオコンの会長兼社長のヴェヌゴパル・ドット氏は「耐久消費財の販売伸び率は都心部10%、農村部35%だ」と話している。ダーバルのスニール・ドゥガル消費財事業担当社長は「農村部の消費者は、都心部で売れている商品を都心部より割安な価格で求めている」と話している。

 ニールセンによると10年度の各製品の販売量の前年度比の伸びは、都心部、農村部の順にビスケット菓子23.2%、24.9%。食用油25%、41.1%。スナック菓子37.8%、58.3%。シャンプー19.5%、23.3%。食塩11.3%、19.6%。ヘアオイル18.1%、21.7%だった。男性用の美白洗顔料の40%は農村地域で消費されている。インスタント食品の売り上げに占める農村地域の割合は10%、前年度比160%で売り上げが伸びている。ここ3年間の化粧品のリップグロスの農村部での販売量は都心部の1.5倍だ。農村地域の消費財の年間売り上げは15年には200億米ドルを突破すると予想されている。この額はタイ全土の消費財の年間売り上げ、タンザニアの国内総生産(GDP)と等しい。朝食にインド料理のドーサやイドリーの代わりにビスケットを食べる。ダイエットのために、食事を米とダールからビタミンやプロテインを含むインスタント食品に変えるなど、農村地域の消費傾向は変化している。

07/06/2011


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