日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

07/14/2011 09:00 AM

 組織・人事コンサルティング会社マーサーの日本法人であるマーサー・ジャパンは、「2011年世界生計費調査」の結果を発表した。5大陸214都市で住居費、交通費、食料、衣料、家庭用品、娯楽費用などを含む200品目以上の価格を調査。多国籍企業や政府機関が海外駐在員の報酬・手当を設定する際に利用されている。基軸通貨を米ドルとして、ベース都市であるニューヨークの指数を100とし、調査対象都市との比較をしている。

 ニューデリー(85位)はインドで最も物価が高い都市となっており、ムンバイ(95位)とバンガロール(180位)がそれに続いている。その他のアジア主要都市は、ジャカルタが69位、ハノイが136位、バンコクが88位、クアラルンプールが104位となっている。214位のカラチがアジア・太平洋地域で最も物価が低い都市という結果になった。

 昨年に引き続き海外駐在員にとって最も物価が高いはアンゴラのルアンダで、2位は東京、ンジャメナ(チャド)が3位にランクインした。以下、4位モスクワ、5位ジュネーブ、6位大阪、7位チューリッヒ、8位シンガポール、9位香港、10位サンパウロと続く。昨年は上位10位に入っていなかった都市のうち、シンガポールが11位から8位に、サンパウロも順位を一気に11ランク上げて10位となった。一方で、214位のカラチは世界で最も物価が低い都市となり、1位のルアンダは最下位のカラチと比べてコストが3倍以上かかるとの調査結果が出ている。

 今回の生計費調査実施時期には、為替変動とガソリンをはじめとする物価上昇が顕著であり、都市ランキングの順序にも影響を与えた。オーストラリアの都市は、オーストラリアドルが米ドルに対して14%ほど上昇したことを受けて、順位を大きく上げる結果となった。

 アジアで上記のトップ10以外では、名古屋(11位)が順位を8つ上げた一方で、ソウル(19位)は5つ下げている。その他、比較的上位にランクされた主なアジア都市は、北京(20位)、上海(21位)、広州(38位)、深セン(43位)、台北(52位)となっている。(11年7月13日、マーサー・ジャパン発表から)

07/13/2011


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