日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

07/06/2011 09:55 AM

 5日付のエコノミック・タイムズ紙(5面)によると、インド人の消費支出が今後3年で14%増える。アンビット・キャピタルの調査報告書によるもので、4,730億米ドル市場の日用消費財支出は今後4年で15%増、3,400億米ドル市場のパーソナル・ケア支出は今後5年で14%弱伸びるという。

 飲食大手の米マクドナルドの2010年度の海外事業利益は241億米ドルでインド事業が占める割合は0.37%、インド市場シェアは1位。マクドナルド・インドのヴィクラム・バクシ南東地域担当社長は「インド市場は今後5年で海外事業の半分を占めるだろう」との見方を示した。日用消費財大手の英・蘭ユニリーバの海外事業利益は587億米ドルでインド事業が占める割合は6.6%、インド市場のシェアは1位。ポール・ポルマン会長は、先月フランスで開催されたカンヌ映画祭で「世界経済は東と南に移動している。ニューヨークからニューデリーに軸を移す時期だ。わが社の売上のうち、北米、欧州地域外からの売上は56%。2020年までに70-75%に拡大するだろう」と発言した。同社は先月、インド支社ヒンドゥスタン・ユニリーバのハリシュ・マンワニ会長を本社副会長に選出している。

 各市場のシェアトップ企業の10年度の海外事業利益とインド事業が占める割合は以下の通り。自動車メーカーの日系スズキは268億米ドル、23.3%。携帯電話メーカーのフィンランドのノキアは581億米ドル、11%。家電メーカーの韓国LGは494億米ドル、5.9%。オーラルケア製品大手の米コルゲート・パルモリブは135億米ドル、2.8%となっている。

 報告書によると、多国籍企業はインドを製造拠点だけではなく、研究開発拠点としても重要視している。スイスのネスレや米グーグル、米ヤム・ブランドなどがインドに特化した製品開発のための拠点新設に向けて動いているという。

07/05/2011


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