日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/24/2011 09:59 AM

 23日付のビジネス・スタンダード紙(4面)とビジネス・ライン紙(1面)によると、ムカルジー財務相は22日、モンスーン(雨期)の降雨量が平年を下回るとの予報について、懸念するには当たらないと語った。気象局(IMD)が21日、モンスーンの第2次予報を発表し、降雨量が全国平均で平年(過去50年間の平均)の95%にとどまると予測したことに対するコメント。同相はニューデリーで記者団に対し、「IMDは降雨量が平年の約95%と予想しており、従来の見通しである同98%をわずかに下方修正したに過ぎない。もうしばらくは推移を見守ることにしよう」と述べた。

 また、同日付のビジネス・スタンダード紙(4面)とビジネス・ライン紙(6面)、エコノミック・タイムズ紙(9面)によれば、インド準備銀行(中央銀行、RBI)のゴカルン副総裁も22日、IMDの予報に言及し、モンスーンが平年未満でも深刻な懸念材料にはならないと指摘。ムンバイで記者団に対し、「現時点では、懸念すべき理由があるとは全く思わない。全国平均の降雨量も重要だが、もっと大切なのは地域ごとに見た降雨の分布だ」と語った。IMDの第2次予報が明らかになった後、雨不足が農産物の不作をもたらし、09年のような食料インフレの高進や経済成長の鈍化を招くのではないかと懸念する声が出始めており、こうした不安を払拭(ふっしょく)するのが両氏による発言の狙いと言えそうだ。

06/23/2011


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