日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/07/2011 09:24 AM

 世界のスパムメールの80%が、「ゾンビ」から送信されている。「ゾンビ」とは、サイバー犯罪者に乗っ取られ、画面の前のユーザー本人に知られずに遠隔操作が可能な状態になっているPCを指す。犯罪者のコントロール下にある多数のゾンビで構成されたネットワークはボットネットと呼ばれ、サイバー犯罪者に悪用されている。

 スパムメール送信以外にも、ボットネットはWebサイトの攻撃、ユーザーのPCからのウイルスやその他のマルウェアの配布、パスワードやユーザー名、アカウント情報といった個人情報、金融情報などを盗むためのフィッシングサイトの構築といった、サイバー犯罪のための手段としても利用されている。

 多くの人は、自分のPCがゾンビになっていることすら知らない。しかし現実は、個人情報を盗み、PCに被害を与え、友人やアドレス帳に載っている相手にスパムメールを送信するマルウェアをユーザーのPCにダウンロードすることは、非常に簡単である。サイバー犯罪者は、有名人のニュースなど、センセーショナルな話題を掲げている迷惑メールや、画像・動画グリーティングカードへのリンクにマルウェアを仕込み、PCをゾンビ化しようと狙っている。不審なメッセージに含まれているリンクや添付ファイルは、絶対にクリックしないこと。

 2011年5月現在、ゾンビが最も多い国は1.インド、2.ロシア、3.ブラジル、4.インドネシア、5.ベラルーシ。ゾンビの主な特徴は、PCの動作が遅くなる、PC起動時にいつもと違う動作をする、セキュリティソフトが無効になる、知らない人から自動返信メールが送られてくる、PCで実行されているタスクの数が、正常時の実行タスクの数よりも多い、PCの処理能力がフル活用されている。または、それに近い状態で動作している、など。

 ゾンビにならないために、以下の点に留意すること。1.提供元が不明のメールやメッセージは、一切ダウンロードやクリックをしない。2.ニュース関連のリンクをクリックする前に、そのアドレスの接続先が安全・確実なサイトであることを確認する。3.PCには必ず有名ベンダーのセキュリティソフトを導入する。セキュリティソフトを更新すると同時に、毎日実行してPCがマルウェアに感染していないことを確認する。(マカフィーの公式ブログから)

06/06/2011


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