日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/03/2011 05:47 AM

 商工省は1日、基幹(コア)6産業の生産量(1993-94年度平均=100ポイント、速報値)が2011年4月は前年同月比で5.2%増加したと発表した。伸び率は1年前(10年4月)の同7.5%(改定値)から2.3%ポイント低下。1カ月前(11年3月)の同7.4%も2.2%ポイント下回り、5カ月ぶりの低水準にとどまった。セメントの落ち込みと鉄鋼の減速が主因だ。

 産業別に伸び率を見ると、セメントが1年前の前年同月比8.8%から同(-)1.1%へ転落したほか、鉄鋼が同12.9%から同4.3%へ顕著にダウン。電力も同6.9%から同6.8%へわずかながら下がった。また、石炭は同(-)2.9%から同2.9%へ回復し、10年12月以来のプラスとなったものの、引き続き1ケタ台前半で低迷。一方、石油は同5.1%から同11.0%へと二ケタ台に乗り、石油精製製品も同5.3%から同6.6%へ伸長した。セメントと鉄鋼は建設活動に使われるところから、両部門の不振は印企業による設備投資のスローダウンを反映している可能性がありそうだ。

 なお、これらの産業を合わせると、鉱工業生産指数(IIP)に占めるウエートが26.68%に達する(内訳は電力:10.17%、鉄鋼:5.13%、原油:4.17%、石炭:3.22%、石油精製製品:2.00%、セメント:1.99%)。統計・計画実行省(MOSPI)は10日に11年4月のIIPを発表するが、4分の1超を占める基幹産業で生産の増加ペースが鈍った影響を踏まえると、IIPの伸びも鈍化する見通しだ。(政府報道情報局=PIBのウェブサイト、2日付のビジネス・スタンダード紙=4面、ビジネス・ライン紙=4面、ファイナンシャル・エクスプレス紙=2面、エコノミック・タイムズ紙=13面から)

06/02/2011


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