日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/02/2011 06:29 AM

 三菱化学は、化学品の植物原料化の研究開発について、これまで豊富な実績と特許をもつGenomatica社(本社:米国サンディエゴ市)と戦略的提携で合意した。

 Genomatica社は、植物原料から化学品を効率的に生産する発酵(製造)プロセスの設計のための代謝経路探索に高い技術を有し、既に植物原料から1,4ブタンジオール、メチルエチルケトン等の化学品を製造するための多数の有力な特許を保有している。一方、三菱化学は石油化学製品の生産を通じて培った高度生産技術及び分離精製技術を保有しており、両者のもつ技術を組み合わせることで、植物を原料とした化学品のプロセス開発を加速することができる。

 今回の戦略的提携により、Genomatica社が開発した植物を原料に1,4ブタンジオールを製造する技術に、三菱化学の技術を組み合わせ改良した技術を用いて、中東、インドを含むアジアでの1,4ブタンジオール事業化を検討することとした。また、その他の化学品に関しても、両社にとって戦略的なものと位置づけられる化学品について、植物原料から生産する技術を共同で開発していく。

 三菱化学は、地球、企業の持続的発展に向け、新技術による「脱化石原料」への事業構造転換を進めており、既に自社技術で開発済みの植物を原料としたバイオエンプラであるDURABIOに加えて、PTT社およびBioAmber社と提携し海外事業展開を進めている生分解性プラスチック(GSPlaR)の植物原料化にも取り組んでいる。今回の提携により、その他の化学品についても植物原料化を進め、2025年に既存の化石原料のうち20%を植物原料化することを目指す。(11年4月28日、三菱化学のプレス・リリースから)

04/28/2011


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