日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/16/2011 07:19 AM

 ビジネス・ソフトウェア・アライアンス(BSA、本部:米国ワシントンDC)は12日、全世界(116カ国)における2010年1-12月のコンピュータ・ソフトウェアの違法コピー状況を調査した「第8回世界ソフトウェア違法コピー調査」の結果を発表した。この調査はハイテク調査会社IDCに委託した。

 調査結果によると、世界全体の違法コピー率の平均値は42%(前年は43%)。10年のソフトウェア違法コピー率が世界で最も高かったのはグルジアの93%。以下、2位ジンバブエの91%、3位バングラデシュ、モルドバ、イエメンの90%。違法コピーによる2010年の損害額は約588億米ドル(約5兆2千億円)に達した。

 違法コピー率が低水準だったのは日本の20%、米国20%、ルクセンブルク20%。2位はニュージーランドの22%。日本の違法コピー率は前年比1%減の20%で03年の調査開始以来、初めて世界1位(米国、ルクセンブルクと同位)を達成。しかし、損害額は約16億米ドル(約1431億円)で、世界ワースト10位(前年8位)という結果だった。

 アジア・パシフィック地域の違法コピー率は60%(前年59%)。同地域の違法コピー率上位はバングラデシュ(90%)、インドネシア(87%)、スリランカ(86%)、パキスタン(84%)、ベトナム(83%)など。南アジア諸国は総じて高水準となっている。

 また、同地域の10年損害額は187億米ドル(前年165億米ドル)、03年の75億米ドルから2倍以上拡大した。同地域の損害額ワースト国は中国で77億7,900万米ドル(世界第2位)、次いでインド27億3,900万米ドル(4位)、日本16億2,400万米ドル(10位)、インドネシア13億2,200万米ドル(11位)、タイ7億7,700万米ドル(15位)、韓国7億2,200万米ドル(16位)、豪州6億5,800万米ドル(19位)、マレーシア6億0600万米ドル(20位)。
インドの違法コピー率は64%で、09年の65%からわずかに改善した。04年の74%からは10%ポイント低下している。違法コピーによる損失推定額は上記のように27億3,900万米ドルで前年の20億300万米ドル35%増加した。

 なお、この調査は、デスクトップ、ラップトップ、ウルトラポータブルなどのPC上で動作するすべてのパッケージソフトウェアが対象。サーバや大型汎用機用ソフトウェアなどのソフトウェアはこの調査には含まれない。(11年5月12日、BSAのプレス・リリースから)

05/13/2011


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