日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/01/2011 07:32 AM

 アジア開発銀行(ADB)は、ブータン、ネパール、スリランカに対し、農村部の女性を対象としてクリーン・エネルギーへのアクセス向上を目的とするプロジェクトへの無償援助支援を決定した。支援額は300万ドルで、「貧困削減日本基金(JFPR)」から拠出される。プロジェクトでは、ブータン、ネパール、およびスリランカ(東部)を対象に、それぞれ、ソーラーパワー・システムを支える女性技術者の育成、農村電化に関する地元コミュニティの管理能力強化、電力供給の改善と電力に対する女性のアクセス拡大をめざす。プロジェクトの実施期間は3年間だが、今後、南アジアの他の途上国に範囲を広げて行う可能性もある。

 南アジアの農村では、主要なエネルギー燃料である薪を集める仕事を女性が担っている。しかし、集落に近い場所から薪を集め始めた場合、新しい薪を手に入れるためには、次第に遠くまで歩かなくてはならなくなる。さらに、炊事の際に薪を燃やすことで室内に発生する煙で、女性は健康面でも影響を受けている。ソーラーなどの再生可能エネルギーを利用した小型のオフグリッド型エネルギーシステムを導入すれば、女性の解放が進み生計支援につながるが、実現には政策面も含めた措置が必要とされている。(11年3月29日、アジア開発銀行駐日代表事務所の発表などから)

03/31/2011


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