日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

03/09/2011 07:33 AM

 エアバスは7日、今後20年間でアジア太平洋地域の航空会社に引き渡される新造旅客機および貨物機数が約8,560機になるとの予測を発表した。金額にすると1兆2千億米ドル。予測される世界の航空機引き渡しの33%を占め、北米と欧州を追い抜き世界最大の航空輸送市場となる見込み。

 アジア太平洋地域では主要都市部へ人口が集中し、急成長が見られる大都市間路線での輸送量が増加するため、エアバスは引き続き大型の航空機需要が大きいと見ている。広胴型航空機は約3,360機必要となる見通し。これは世界の広胴型航空機の引き渡しの40%となる。そのうちA380のような超大型機の需要は約780機、A330や最新鋭A350 XWBなどの2通路広胴型の需要はおよそ2,580機と予測している。また、単通路型機の需要も加速するとみられ、A320ファミリーのような100席から200席の新造機が約5,200機見込まれる。理由は主に、低コスト航空会社の成長と、中国、インド、東南アジアにおける第2都市間の新規短距離路線の増加が挙げられる。

 貨物機需要では、アジア太平洋地域がこれまでと同様に世界の航空貨物市場の大部分を占め、この地域で運用される貨物専用機は4倍の1,056機に増加する見込み。このうちの多くが旅客機から改修された貨物転用機で、新造貨物機は約270機と予測される。これは世界の新造貨物機需要の30%以上を占める。

 アジア太平洋地域はエアバスにとって重要な市場で、総受注数の4分の1を占める。現在、70社以上が約1,700機のエアバス機を運航しており、さらに1,100機の受注残がある。エアバスの合計受注残機数の32%を占めている。

 今回のアジア太平洋地域の航空機市場予測は、エアバスの航空機市場予測「グローバル・マーケット・フォーカスト(GMF)」に基づくもの。GMFでは、今後20年間で世界では2万5,850機の新造旅客機および貨物機が引き渡されると予測している。金額で3兆2,000億米ドル。内訳は大型機が1,740機、2通路広胴型機は6,240機、単通路型機が約1万7,870機となっている。(11年3月7日、エアバスの発表から)

03/08/2011


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