日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

02/14/2011 04:11 AM

 世界知的所有権機関(EWPO)は9日、特許協力条約(PCT)に基づく2010年の国際特許出願状況(速報値)を発表した。10年の世界全体の国際特許出願件数は16万2,900件で、09年の15万5,398件(改定値)を4.8%上回った。09年は、世界金融危機の影響などにより、1978年の制度開始以来、初めて前年割れとなったが、10年は景気回復とともに特許出願数も回復、過去最高記録である08年の16万3,234件に接近した。

 国別出願件数トップは米国の4万4,855件(シェア27.5%、前年比1.7%減)、2位が日本の3万2,156件(シェア19.7%、前年比7.9%増)、3位がドイツの1万7,171件(シェア10.5%、前年比2.2%増)、4位が中国の1万2,337件(シェア7.6%、前年比56.2%増)、5位が韓国の9,686件(シェア5.9%、前年比20.5%増)。以下、6位フランス7,193件、7位英国4,857件、8位オランダ4,097件、9位スイス3,611件、10位スウェーデン3,152件と続く。

 トップ3は09年と同じ。注目は中国の56.2%増で、前年の第5位からさらに1ランク上昇、トップ3を視野に入れるようになった。中国に抜かれ5位に後退した韓国も前年比伸び率は20.5%と高水準。

 企業別トップは、パナソニックの2,154件(前年比14%増)で2年連続の首位。2位は中国の通信企業ZTEの1,863件(前年比260%増)、3位は米国クアルコムの1,677件(前年比31%増)、4位は中国深センを拠点とする通信機器メーカー、華為技術(Huawei Technologies)の1,528件(前年比17.4%減)、5位がフィリップスの1,435件(前年比11%増)、6位がロバート・ボッシュの1,301件(前年比18%減)、7位がLG電子の1,298件(前年比19%増)だった。

 日本企業は首位のパナソニックのほか、8位にシャープの1,286件、10位にNECの1,106件、11位にトヨタ自動車の1,095件、14位に三菱電機の726件、19位に富士通の476件がランクインした。

 インドの出願数は06年833件、07年902件、08年1,072件、09年961件、と推移してきた。10年は前年比15%増の1,109件となり、国別で18位へと上昇した。

 インド以外の南アジア諸国はスリランカ9件、バングラデシュ1件、パキスタン1件、ネパール、ブータン、モルディブは0件と低水準にとどまっている。(11年2月9日、EWPOのプレス・リリースから)

02/10/2011


この記事へのトラックバックURL:

http://indonews.jp/mt/mt-tb.cgi/16994

トラックバック一覧(0)