日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

01/12/2011 06:29 AM

 アジア開発銀行(ADB)、国際金融公社(IFC)、シティバンク、パキスタンMCBバンクはこのほど、パキスタンの繊維産業支援を目的とする貿易金融取引を完了した。織物産業はパキスタンの国内工業生産の6割以上を占める基幹産業であり、最大1億1千ユーロがイブラヒム・ファイバー社に提供される。同社はパキスタンを代表するポリエステル繊維メーカーで、今次支援を受けて織物機械をドイツから新規購入し、ポリエステル短繊維やポリエステル・チップの1日当たり生産量を現在の約2倍に相当する1,250トンに引き上げる意向。


 今回の支援では、機器輸入の決済に伴うMCBバンクの支払いリスクに対し、ADBとIFCが保証を提供する。具体的にはMCBバンクが開設する信用状(LC)原本に対し、リスクの30%をIFC、19%をADB、シティバンクが残りを引き受けた。

 ADBとIFCは、途上国市場が関わる貿易決済やモノの流れを支援する貿易金融支援プログラムをそれぞれ有しており、ADBが昨年、同プログラムを活用して行った対パキスタン支援額は6億米ドル超であるほか、IFCも直近の6カ月間で貿易金融保証として約3億2,800万米ドルをパキスタンの銀行に提供しており、これは前年同期比で1億2,500万米ドルの増額となる。これらの貿易金融によって、パキスタンの輸出入が活性化し、国内の重要産業に資することが期待される。(アADB駐日代表事務所のウェブサイトなどから)

01/11/2011


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