日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

12/09/2010 10:36 AM

 アジア開発銀行(ADB)は7日、「アジア経済モニター」(AEM)最新版(2010年冬版)を発表、東アジア新興国(EEA)の各国が危機後の景気回復をバランスのとれた長期成長へと早急につなげる上で、通貨をはじめとする政策面で更なる協調が必要であると指摘した。協調を適切に行えば、各国通貨は域外との柔軟性を確保しつつ、域内では為替の安定化を図ることができ、域内貿易・投資や成長源のリバランス促進につながるとしている。

 同モニターは、東アジア新興国(EEA、ASEAN加盟国に中国、香港、台湾、韓国を含めた14の国・地域)の経済について、ADBが半期に一度、調査・分析しているもの。EEA全体のGDP伸び率について、9月に発表された「10年アジア経済見通し改訂版」では10年が前年比8.2%、11年が同7.3%とみられていたが、今回のモニターでは10年が同8.8%へと上方修正され、11年は同7.3%と据え置かれた。

 同時発表された特別報告では、アジアの途上国全体(ADBの域内加盟国から日本、豪州、ニュージーランドを除く45カ国)の10年の成長率見通しは前年比8.6%だった(ADOU予測値の同8.2%からの上方修正)。11年については、9月予測値の同7.3%が据え置かれている。各地域の概況は、ASEANの今年の成長率は同7.5%(9月予測値の同7.4%から上方修正)、 南アジアは同7.8%(うちインドは同8.5%で据え置き)、中央アジアは同5.9%(9月予測値の同5.1%からの上方修正)、太平洋諸国は同4.3%(据え置き)となっている。(10年12月7日、ADB発表から)

12/08/2010


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