日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

12/13/2010 08:06 AM

 インド自動車工業会(SIAM)が8日付で発表したところによると、2010年11月の国内自動車販売台数は122万1,981台となり、4カ月連続で史上最高を更新した1カ月前(10年10月)の146万655台と比べて16.3%減少した。購買意欲が最も盛り上がる祭礼シーズン(10月17日=ダシャハラ祭-11月5日=ディワリ祭)のピークを過ぎた上、一部の自動車メーカーが部品の供給制約で増産に支障を来したためだ。

 しかし、1年前(09年11月)の103万7,232台と比較すれば17.8%の増加で、二ケタ台の伸びを維持。(1)印景気が順調に拡大する中、家計所得が増加するとともに、消費者信頼感が回復している、(2)各メーカーが新車を相次いで投入し、需要を喚起した、(3)インド準備銀行(中央銀行、RBI)による金融引き締め政策の強化にもかかわらず、自動車ローンの金利が安定しており、金融機関の融資条件も厳格化しなかった、の3点が寄与した。

 車種別の実績を見ると、乗用車が前年同月比21.7%増の20万2,877台、商用車が同18.3%増の4万8,314台(小型:同22.7%増の2万6,359台、中・大型:同13.4%増の2万1,955台)。また、二輪車は同17.7%増の93万370台、三輪車は同3.6%増の4万420台だった。

 なお、SIAMは10月、10-11年度(10年4月-11年3月)通年の販売台数を前年比18-20%増と予測。従来の見通しである同13%増から上方修正した。今後は(1)原材料コストの上昇を反映した完成車の値上げ、(2)商業銀行や自動車金融会社による貸出金利の引き上げ、(3)10月に施行された新環境基準に適合する商用車の品揃え不足、といった下押し要因の顕在化が見込まれるものの、改定後の販売予測値は依然として達成可能との見方が自動車業界関係者の間では有力だ。(9日付のビジネス・スタンダード紙=2面、ビジネス・ライン紙=3面、ファイナンシャル・エクスプレス紙=6面、エコノミック・タイムズ紙=5面などから)

12/10/2010


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