日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

10/22/2010 09:59 AM

 アイティ・メディアは、日本と米国、欧州、中国、インドの5地域の比較を含む「エレクトロニクス・エンジニア給与/意識調査」の結果をまとめた。

 「自分のキャリアに対する満足度」で満足していると回答したエンジニアの比率は、日本が59%。米国が85%、インドが84%、欧州が80%、中国が70%と続き、日本とは10ポイント以上の差がついた。

 「エンジニアという職業に満足」という項目では、他地域に比べて中国のエンジニアの評価が極端に低く、62%しか職業に満足していない結果となっている。中国では「自分の置かれている状況は他の職種と比べて同等以上」(38%)、「私の会社はよい職場」(46%)、「同じ会社に長く勤めたい」(44%)といった項目も5地域の中で最低を記録しており、そのため「自分の子供もエンジニアになってもらいたい」が37%と、他の4地域よりも10ポイント以上低い結果につながっている。これに対して、米国とインドのエンジニアは多くの項目で高い評価を示している。インドでは職業に対する満足度が91%と最高で、「自分の子供もエンジニアになってもらいたい」が73%にのぼり、中国のほぼ2倍の比率になっている。その背景として、「会社は以前よりもエンジニアを尊重している」(55%)、「現在の社会は以前よりもエンジニアを尊重している」(59%)の2項目が5地域で最高を示しており、国内におけるエンジニアの地位向上が満足度を引き上げている状況がうかがえる。

 各地域の平均年収は、円高・ドル安の影響があったものの、昨年に続き米国がもっとも高く904万円(前年比166万円減)だった。2位は日本の700万円(同11万円減)、3位は欧州の618万円(同55万円減)となっている。先進3地域と比較するとインドと中国の水準は低く、インドは225万円(同31万円増)、中国は円に対する人民元の低下もあり141万円(同1万円減)だった。日本の製造業の海外シフト、特に中国への設計・製造業務の移行に拍車がかかる大きな要因になっている。

 各地域の平均年収は、欧州、中国、インドでは前年調査から上昇する一方で、日本と米国は減少した。伸び率はインドが14.2%で5地域中の最高を記録し、次いで欧州の9.3%、中国の6.6%の順で増加している。日本は1.5%の減少、米国は8.5%の大幅減少だった。(10年10月21日、アイティ・メディアのプレス・リリースから)

10/21/2010


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