日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

07/23/2010 05:28 AM

 21日付のファイナンシャル・エクスプレス紙(1・2面)やビジネス・スタンダード紙(6面と第2部・4面)、ビジネス・ライン紙(ネット版)によると、内閣府のチャンドラセカール次官は20日、2010年6月時点で前年同月比10.55%に達している卸売物価指数(WPI)上昇率が、同年末までには同5-6%へ低下するとの見方を示した。

 前年同時期のインフレ率が低かった反動で1年後のWPI上昇率が押し上げられるという統計上の効果(いわゆる"Base Effect")が消失する上、平年並みのモンスーン(雨期)降雨量と農産物の豊作で食料類の物価高も終息すると見ているため。同次官はニューデリーで記者会見に臨み、「現在の高インフレ率は"Base Effect"によるところが大きい。また、食品の小売価格はここ3-4カ月間で落ち着いてきており、モンスーンの降雨量が十分で、農作物の成育が良好ならば、インフレが先行き沈静化していくのは確かだ。年度末時点のWPI上昇率を前年同月比5-6%と予測する向きが多いが、それを信じない理由はない」と語った。

 同次官はまた、インフレ抑制策としてインド準備銀行(中央銀行、RBI)がさらに金融政策を引き締めるかどうかにも言及。「RBIはインフレの動向を詳細に分析しており、原因が過剰な通貨供給にあるのか、一部商品の供給不足にあるのかを見極めようとしている。もし前者に起因するものと判断すれば、追加の金融引き締め措置を採るだろう」と述べた。

07/22/2010


この記事へのトラックバックURL:

http://indonews.jp/mt/mt-tb.cgi/15555

トラックバック一覧(0)