日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

07/18/2010 11:13 PM

 ボーイングは15日、「2010年度最新市場予測」を発表した。世界経済の回復や、新造機と代替機の需要増を反映し、29年までの今後20年間で新造機の市場規模を金額ベースで3兆6千億米ドル、機数ベースでは旅客機と貨物機を合わせて3万900機と試算している。旅客数は年率5.3%で伸びると試算している。単通路型機市場は、格安航空会社やインド、中国、東南アジアなどの新興市場の好調さもあり、市場全体の成長をリードするが、燃料価格の不安定さは継続すると予測している。これまでも単通路型市場は長距離路線市場の成長率を上回っており、老朽機の代替需要もあることから今後もその傾向は続くと見込んでいる。

 中国の成長もあることから、アジア太平洋地域の需要が最も高くなると予測している。現在では、世界の約3分の1の輸送量がアジア太平洋地域関連だが、29年までには、全体の43%がアジア地域を発着あるいは地域内の輸送と予想している。アジア太平洋地域を拠点とする航空会社はまた双通路型機の発注会社ともなり、全需要の40%を占めると見込まれている。

 ボーイングでは、今後20年間の全世界の貨物機数は1,750機から2,980機と、約70%増加すると予測しており、この予測に基づく今後の必要機数は2,490機で、うち740機が新造機(現在の価格で1,800億ドル)、1,750機が旅客機からの改造を見込んでいる。なお、新造機の内訳は、貨物搭載量が80トンを超える大型貨物機が520機、同40-80トンの中型貨物機が210機で、同45トン以下の貨物機はほぼすべてが旅客機からの改造型と予測している。
ボーイング予測の基準年である09年の航空貨物量は経済不況から大きく減少したが、この09年を基準とすると、10年単年では14%、29年までの20年間では世界の航空貨物市場は年率5.9%で成長すると予測している。(10年7月15日、ボーイングの発表から)

07/16/2010


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