日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/30/2010 06:01 AM

 日本の格付投資情報センター(R&I)は28日、インドの格付けトリプルBプラス(BBB+)を維持すると発表した。具体的には、インドの外貨建て発行体格付けはBBB+が継続され、格付け見通しは安定的が維持される。ちなみに、トリプルBは投資適格の範疇。外貨建て短期債務に関しても a-2が維持された。なお、発行体格付とは、発行体が負うすべての金融債務についての総合的な債務履行能力に対するR&Iの意見。

 インドの所得水準や財政状態、インフラの整備度合いなどではBBBレンジとして見劣りするが、R&Iでは経済的な潜在力の高さがそれらマイナス面を補うと考えている。内需を支える財政・金融政策が功を奏し、最近の世界同時不況の影響は限定的なものにとどまり、来年度以降も堅調な経済成長が予想される。R&Iはこれらを勘案し、インドの外貨建て発行体格付BBB+などを維持した。

 また今後も、実物面では海外経済の影響を比較的受けにくく、金融面でも大きなリスク要因が発生する懸念は小さい。2009年の総選挙後、政治環境も安定している。以上を踏まえ、格付の方向性は安定的とした。ただし、当面の課題として、景気の回復とインフレ抑制のバランスを取ることが挙げられた。(10年6月28日、格付投資情報センター発表から)

06/29/2010


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