日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/02/2010 06:47 AM

 ITアドバイザリ企業、ガートナー ジャパン(東京都目黒区) のリサーチ部門は5月、日本企業のオフショアリング(業務委託・移管)金額推計を発表した。2009年のオフショアリング金額は前年に比べ7.6%減少し、3,590億円にとどまった。

 日本企業のオフショアリング金額は、04年の推計開始以降、毎年30%前後で拡大を続けてきたが、09年に初めて減少に転じた。この背景には、ITプロジェクトの凍結に伴う発注量の伸び悩み、単価引き下げ要求の激化、大手ベンダーによる国内回帰の影響などがあったと考えられる。そのため、特に業務アプリケーション開発と組み込み式アプリケーション/ソフトウェア製品開発の2分野が影響を受け、08年に対してそれぞれ9.0%、9.5%の縮小となった。

 オフショアリング先としては、中国が全体の84%を占め、日本企業にとっての最大ロケーションとしての地位を堅持した。エンジニア単価の低さ、日本からの距離、日本語対応が可能なエンジニアの多さに加え、受託可能な業務内容の幅広さが中国の強みとなっている。もっとも、金額規模は3,030億円で、前年より260億円近く減少した。
一方、インドは08年から2年連続で日本企業によるオフショアリング金額が減少した。09年のオフショアリング金額は530億円強で、シェアは15%だった。日本企業にとってのインドの位置付けは確実に変化しつつあり、2010年はその過渡期にあると分析している。(10年5月31日、ガートナー ジャパンのプレス・リリースから)

06/01/2010


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