日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/13/2010 02:23 AM

 12日付のエコノミック・タイムズ紙(4面)によると、日系家電各社は韓国企業に対抗して製品の値下げに踏み切り、実績を上げている。

 日系企業は1980年代、インド市場への早期参入と高品質、高級ブランドの確立で利益を上げていたが、その後サムスンやLGなどの韓国勢が進出、韓国製品は価格の安さからすぐに浸透し、テレビや冷蔵庫、洗濯機など主要部門で約半分のシェアを占め、過去10年間は韓国勢が優位だった。

 09年度のインドの家電市場は50億米ドルで、今後3年間でさらに15%の成長が見込まれている。日系企業にとっても重要な市場であり、各メーカーが価格の見直しを行った。

 ソニーは09年と比較して平均20%価格を下げた。それでも韓国企業より3.4%の割高だが、韓国企業より安い液晶テレビもあるという。この値下げで09年度第4四半期(10年1-3月)、同社の液晶テレビの販売実績は過去最高だった。

 ダイキンはエアコンを5千-4万2千ルピー値下げした。新商品は3万2千ルピーで販売している。効率的な部品外注で低価格を実現できたという。

 パナソニックは昨年秋のディワリ祭の時期に、32インチの液晶テレビを韓国ブランドより20%安い2万5千ルピーで販売した。パナソニックインドの伊藤氏は「成長を続けていくためには、その土地の需要に応えていかなくてはいけない」と話している。

 対する韓国LGのティワリ氏は「日系企業とのシェア争いは油断できないが、われわれにはより消費者を引きつける大規模な事業計画と販売網がある。パナソニックに対抗する新価格の商品も販売予定だ」と話している。

05/12/2010


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