日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/13/2010 07:46 AM

 インド自動車工業会(SIAM)が9日付で発表した統計によると、2009-10年度(09年4月-10年3月)の国内自動車販売台数(新車のみ)は1,229万2,770台となり、08-09年度(08年4月-09年3月)の972万4,243台に比べて26.41%増加した。台数では06-07年度(06年4月-07年3月)の約1,010万台を上回り、3年ぶりに史上最高を更新。伸び率も03-04年度(03年4月-04年3月)の同29%程度以来、6年ぶりの高さに達した。商用車含む乗用車の新車販売は、過去最高の248万台となった。

 好調の要因は、(1)政府の景気刺激策に基づく物品税率の引き下げや公共投資の拡大、(2)公務員の大幅賃上げなどに伴う所得の増加、(3)準備銀行(中央銀行、RBI)の金融緩和政策を受けた自動車ローン金利の低下、(4)各メーカによる新モデルの相次ぐ投入、(5)1年前の水準が低かった反動(いわゆる"Base Effect")、など。車種別に見ると、(1)乗用車が194万9,776台(前年比25.57%増)、(2)商用車が53万1,395台(同38.31%増)、(3)二輪車が937万1,231台(同26.00%増)、(4)三輪車が44万368台(同25.92%増)、だった。

 10-11年度(10年4月-11年3月)については、印景気の着実な回復を受けて、自動車販売は二ケタ増が続く見通し。ただし、(1)同年度予算(10年2月)における物品税率の引き上げ(8%から10%)、(2)従来よりも厳格な新環境規制の実施(10年4月)、(3)原材料費の上昇、などから自動車の価格はすでに値上がりを始めている。さらに、インフレの高進を背景とした金融引き締め政策への転換で、金利も反騰へ向かうと見込まれるところから、伸び率は前年比10%台前半へ低下すると見る業界関係者が多い。(SIAMのウェブサイト、10日付のエコノミック・タイムズ紙=1面、ビジネス・ライン紙=2面、ビジネス・スタンダード紙=4面などから)

04/12/2010


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