日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

03/30/2010 07:44 AM

 国連食糧農業機関(FAO)は25日、「世界森林資源評価2010」を発行した。233カ国・地域を網羅したもの。それによると、世界の森林消失は過去10年間に鈍化しているものの、熱帯林から農業用地への転換を主因として、多くの国で引き続き警戒を要する高水準が続いている。具体的には、1990年代は年間1,600万ヘクタール(ha)の森林が他の用途に転換されるか、自然災害で失われたが、2000-09年には年間約1,300万ha の森林が失われた。

 ブラジル及びインドネシアの森林消失は90年代に最も大きく、最近では消失率が顕著に低下している。加えて、中国やインド、米国、ベトナムなど各国における意欲的な造林計画と一部の地域の自然増が重なり、年間700万ha 以上に及ぶ新たな森林面積の増加がみられた。その結果、森林の純減少面積は90年代の年間830万ha から00年-09年の同520万haに減少している。

 エドワルド・ロハスFAO 林業局長は、「地域及び国際的なレベルにおける努力により、森林消失率が初めて世界的に低下した。しかし、多くの国で依然として森林消失率は非常に高く、人間の活動から影響を受けていない原生林も減少を続けているため、各国は今後も保全・管理努力をさらに強化しなければならない」とコメントしている。(10年3月25日、国連食糧農業機関日本事務所発表から)

03/29/2010


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