日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

03/10/2010 07:44 AM

 水野達夫駐ネパール日本国大使とネパールのラメショア・プラサド・カナル財務省次官は5日、ネパール連邦民主共和国の首都カトマンドゥで、9億9千万円を供与額とするコミュニティ開発支援無償資金協力「コミュニティ交通改善計画」に関する書簡の交換を行った。

 ネパールの開発は2006年まで約10年間にわたって続いた国内紛争の影響などから、南アジア地域の中でも特に遅れている。地方道路の大半は未舗装であるほか、橋梁が整備されていないため、雨季には長期間、通行できなくなるなど、交通に支障を来している。国内紛争の原因とされる国内格差を是正する観点からも、地方インフラの整備は喫緊の課題となっている。

 「コミュニティ交通改善計画」は、首都カトマンドゥ近郊と南部の穀倉地帯であるテライ平原を結ぶ主要幹線道路であるシンズリ道路(日本が無償資金協力で建設中)に接続する地方道路における雨季の通行止め期間を短縮するため、主要地方道路10路線上の渡河地点28カ所に橋梁を建設するものである。

 この計画により、対象地方道路で車両の通行不能日数が減少し、住民約36万人の学校や病院など公共サービスへのアクセスが改善され、雨季も市場へ農産物を出荷できるようになり、所得が向上するなど、地域の生活の質の向上や経済の活性化、都市と地方部の格差是正へと貢献することが見込まれる。(10年3月5日、日本外務省発表から)

03/09/2010


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