日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

02/24/2010 07:51 AM

 アジア開発銀行(ADB)と大和証券グループは4月から、アジア・太平洋地域のADB の水関連事業を支援する債券「ウォーター・ボンド」を発行・販売すると発表した。この債券の通貨はオーストラリアドルおよび南アフリカ共和国・ランドの2本建ての予定。水事業支援を目的とした債券の日本国内での起債は日本初。

 この債券の販売は大和証券キャピタル・マーケッツ(大和証券グループのホールセール証券会社)が売出しを行い、大和証券(同グループのリテール証券会社)が、日本の個人・法人投資家に販売する。

 ADBではこの債券による資金調達額と少なくとも同額を、アジア・太平洋地域の途上国における水関連プロジェクトに振り向ける予定。水関連プロジェクトに対するADBの融資総額は250 億米ドルに達しているが(2009 年末現在)、10-12年の新規融資総額は、87億米ドル程度と見込まれる。日本の投資家は最上級の格付けを有するADB が発行するウォーター・ボンドへの投資を通じて、アジア・太平洋地域における水関連プログラムを支援することが可能となる。

 水道インフラの整備および水資源管理政策の改善は、アジア・太平洋地域が直面する喫緊の課題。ADB は01 年、統合的な資源管理に向けた政策「Water for All」(すべての人々に水を)をまとめた。水問題に対処するための資金需要が国際的に高まっていることを受け、「ウォーター・ファイナンシング(水融資)・プログラム」を策定、06 年から10 年にかけてこの分野への年間投資額をそれまでの倍額とすることとした。

 ADB では現在、その後継となる11-20 年を対象とした資金調達プログラムの策定作業を行っており、ウォーター・ボンドは、同プログラムをサポートするもの。(10年2月22日、アジア開発銀行、大和証券グループ本社発表から)

02/23/2010


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