日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

01/25/2010 09:32 PM

 2010年は、乳酸菌飲料「ヤクルト」が誕生して、75周年となる。インドではヤクルト本社とフランスのダノンが50%ずつ出資するインドヤクルト・ダノンが、08年1月にデリーとその近郊で「ヤクルト」の販売を開始した。ムンバイでは09年9月2日から発売した。

 インドヤクルト・ダノン社の09年9カ月間(1-9月)の1日当り販売数量は、前年同期比105.1%増(約2倍)の1万1千本へと急増。アジア・オセアニア地域全体の同1,254万3千本の0.09%を占めるにすぎないが、今後急増が続くと期待される。ムンバイは、インドの主要都市の中で最も人口が多く、インド最大の貿易港を抱える商業都市。近隣にはプネ、ナヴィムンバイなどの都市もあり、インドの事業活動を加速させる有望な市場と見ている。

 ヤクルトの創始者、代田稔医学博士が京都帝国大学(現在の京都大学)で医学の道を歩みだしたのは1921年。医学生時代の代田博士は、病気にかかってから治療するのではなく、病気にかからないようにする「予防医学」を志し、微生物研究を始めた。乳酸菌が腸の中の悪い菌を抑えることを発見、強化培養することに世界で初めて成功した。「乳酸菌シロタ株」(学術名、ラクトバチルス カゼイ シロタ株)という乳酸菌。その後、代田博士は有志とともに乳酸菌飲料として製品化。1935年、乳酸菌飲料「ヤクルト」が誕生した。

 ヤクルトは海外へも発売エリアを広げ、1964年、台湾を皮切りに、アジア、オセアニア、米州、欧州へと拡大。現在、世界32カ国・地域で毎日約2,800万本が販売されている。海外のヤクルトレディ(販売員)は約3万7千人(09年4月末)に達している。

 ヤクルトは、アジア・オセアニア地域では、フィリピン、香港、シンガポール、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、ベトナム、インド、中国などで製造、販売している。(ヤクルト本社ウェブサイトなどから)

01/25/2010


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