日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

10/08/2009 08:00 AM

 米ドルに対するルピーの為替相場は6日、1米ドル当たり46.89ルピーで引け、終値としては08年10月1日(同46.63ルピー)以来、1年ぶりの高値を記録した。外国機関投資家(FII)が印株式の買い越し基調を続けており、資本流入が拡大しているため。海外のノン・デリバラブル・フォワード・マーケット(現物の受け渡しを行わない先物為替市場、NDF)では印国内市場に比べて米ドル安、ルピー高で推移しており、NDFでルピーを対価に米ドルを買い、印市場で逆に米ドル売り・ルピー買いを実施する裁定取引が増えていることもルピー高が進行している一因だ。

 インフレ懸念の高まりを背景に印金利の先高観が台頭する中、海外からの資本流入額は先行き一段と増加する見込みであり、ルピーはさらに買われると見る市場関係者も多い。しかし、準備銀行(中央銀行、RBI)は印産品の輸出競争力を維持する狙いで米ドル買い、ルピー売りの為替介入を実施し、ルピー相場の急激な上昇を阻止するだろう。従って、一本調子でルピー高が進む状況にはならない見通しだ。(印決済公社=CCILのウェブサイト、6日付のビジネス・ライン紙=1面、ビジネス・スタンダード紙=第2部 2面、ファイナンシャル・エクスプレス紙=13面から)

10/07/2009


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