日本外務省は、2009年海外在留邦人数調査統計(各在外公館等を通じた調査)速報版を発表した。2008年10月1日現在の全世界に在留する日本人の数(長期滞在者と永住者の合計)は、前年同日比2.9%増の111万6,993人。4年連続の100万人台超となった。なお、安全上の理由によりイラクにおける在留邦人数は公表しておらず、調査結果に同邦人数は含まれていない。南極は長期滞在者29人(女性2人)と発表されている。
男女別では、1999年に初めて女性の数が男性の数を上回ったが、この傾向はそのまま続いている。今回は全体の51.7% が女性で、男性よりも約3万7千 (前回約2万9千)人多い。
永住者数は、36万1,269 人(全在留邦人数の 32.3%)と、約2万1,500 人増加(前年度は1万1,400 人増加)している。増加数で見ると、昨年と同様、北米が1万313 人増(前年度5,943 人増)でトップ。次いでアジア地域の4,509 人増(同2,764 人増)、大洋州地域が3,683 人増(同3,242 人増)、西欧地域3,631 人増(同1,915 人増)と続く。
一方、長期滞在者の総数は75万5,724 人で、1万人弱の増加。増加幅は前回調査の1万500人増から若干減少したものの、ほぼ同率の増加となっている。
国別在留邦人総数(永住者と長期滞在者)は、1位アメリカ合衆国 (38万6,328人) 、2位中華人民共和国(12万4,480人)、3位オーストラリア(6万6,371人)、4位英国(6万3,017人)。前年(2007年)からはオーストラリアと英国の順位が逆転した。
長期滞在者数では、1位アメリカ合衆国(25万0,294人)、2位中華人民共和国(12万4,480人) 、3位英国(4万8,598人)、4位タイ(4万3,195人)となっている。中華人民共和国での長期滞在者数は2007年までは増加を続けていたが、2008年は1.55%の減少に転じ、2006年とほぼ同数となった。
都市別在留邦人順位は、総数で1位ロサンゼルス (6万4,734人) 、2位ニューヨーク(4万9,659人)、3位上海(4万8,179人)、4位バンコク(3万2,283人)。長期滞在者数では、1位上海 (4万8,065人) 、2位ニューヨーク(4万1,246人)、3位ロサンゼルス(3万8,326人)、4位バンコク(3万1、643人)となっている。
インドの在留邦人総数は前年同日比16.5%増の3,284人。国別では世界28位で、前年と同じだった。うち長期滞在者は同17.2%増の3,122人(永住者は162人)。長期滞在者の内訳は、民間企業関係者本人1,562人とその同居家族637人、報道関係者本人9人とその同居家族7人、自由業関係者本人65人とその同居家族15人、留学生・研究者・教師本人203人とその同居家族26人、政府関係職員本人149人とその同居家族103人、その他本人224人とその同居家族122人。現地日系企業数は810社だった。
なお、この統計は、日本在外公館が2008年10月1日付現在の数値について、それぞれの管轄地域(兼轄国および属領も含む)内に在留する邦人数を調査した結果を集計したもの。
調査に際しては、旅券法の定めにより在外公館に提出されている在留届を基礎資料として利用したが、在留届を提出あるいは更新していない邦人も多数いると想定されるので、日系進出企業、日本人会、邦人研究者・留学生が在籍する大学、研究機関、各種学校等に調査票を配布し、協力を求めた。(08年9月7日の日本外務省発表などから)
09/07/2009
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