日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

08/21/2009 08:11 AM

 19日付のファイナンシャル・エクスプレス紙(2面)によると、計画委員会のアルワリア副委員長は18日、2009-10年度(09年4月-10年3月)の印実質国内総生産(GDP)成長率が、降雨量の不足で低下する可能性を認めた。

 南西モンスーン(雨期)の降雨量が6月1日-8月11日の合計で平年を29%下回っており、農産物の不作と農家所得の減少、食料品価格の高騰を引き起こし、農村部を中心に消費の落ち込みを招く恐れが強まっているため。

 副委員長はニューデリーで記者団に対し、「雨不足による干ばつが国全体に悪影響を及ぼすわけではないが、一部の州で農業生産に打撃を与えるのは間違いない」と指摘。一方、「政府には十分すぎるほどの食料備蓄がある」と述べ、天候不順がインフレの高進をもたらすとの見方は否定した。

 なお、副委員長は降雨量の不足が成長率をどの程度を押し下げるのかについては明言しなかったが、経済調査機関の中では成長率見通しを下方修正する動きが出始めている。19日付のファイナンシャル・エクスプレス紙(2面)によれば、米金融サービス大手のシティグループは18日、09-10年度の成長率予測値を従来の前年比6.8%から同5.8%へ引き下げた。鉱工業とサービス産業の成長率は据え置いたものの、農業部門の成長率がマイナスへ転じると予想。また、政府は国費を用いた農民の支援に乗り出すと見て、財政赤字の予測をこれまでのGDP比6.8%から同7.0%へ引き上げた。

08/20/2009


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