日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

07/06/2009 08:10 AM

 ムカジー財務相は2日、2008-09年度(08年4月-09年3月)版の「経済白書(Economic Survey)」を国会へ提出した。

 6日に予定されている09-10年度(09年4月-10年3月)政府本予算案の発表を控え、予算編成の前提となった印経済の現状分析結果を提示するとともに、今後の展望や課題、政策選択肢を示すため。

 内容は多岐にわたるが、経済見通しについては、平年並みのモンスーン(雨期)を前提として09-10年度の実質国内総生産(GDP)成長率を前年比6.25-7.75%と予測した。米景気が9月までに底打ちした場合は予測値の上限(7.25%)へ達する一方、世界経済の落ち込みが続けば下限(6.25%)にとどまるとの見方だ。

 また、予算案に具体策が盛り込まれると期待されている国営企業(PSU)株の一部放出に言及し、1年間で2,500億ルピーの収入を目指すべきと指摘。さらに、年平均で8.5-9.0%程度の高経済成長を中長期的に持続するため、付加給付税(FBT)や各種取引税の廃止を含む税制の簡素化や財政、金融、外国直接投資(FDI)、労働法制など広範囲にわたる改革の推進を訴えた。

 ただし、「白書」の提言は作成を担当した財務省職員の意向が強く反映されており、実現が困難な項目が多いと見る向きもある。(財務省と政府報道情報局=PIBのウェブサイト、3日付のビジネス・スタンダード紙、ビジネス・ライン紙、ファイナンシャル・エクスプレス紙、エコノミック・タイムズ紙=各1面などから)

07/03/2009


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