日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/23/2009 06:32 PM

 23日付のヒンドゥスタン・タイムズ紙(1面、5面)、タイムズ・オブ・インディア(1面、4面)、ザ・ヒンドゥ紙(5面)によると、モンスーン(雨季)の到来が遅れている。

 6月(1日-17日)の降雨量は39.5mmで、通年平均72.5mmの45%にしか達していない。昨年の場合、18日までの降雨量は113.6mmだった。通常、モンスーン・シーズンは6月に始まり、9月に終わる。

 インド気象局のアジット・トヤギ局長は、「7月初旬に多くの降雨量を期待している。そうならなければ、最悪の事態になる」と懸念を表している。

 モンスーンが遅れているため、首都デリーは猛暑に見舞われている。22日、パラム地区では摂氏44度、気象局があるサフダルジャンでは42.2度を記録した。例年より、4度高いという。これらの数字は百葉箱に置かれた温度計の数字なので、直射日光の下では、50度を超えていることは間違いないだろう。23日はさらに気温が上がり、45度になると予想されている。

 国連機関の世界気象機構は、エル・ニーニョ現象が起こる可能性が50%以上あると警告を出した。エル・ニーニョ現象はモンスーンの発生に影響を及ぼすという。最近、エル・ニーニョ現象が起きたのは2004年で、降雨量は例年の10%減となり、干ばつ年とされた。

 インドの場合、カリフ農産物(穀類、豆類)の収穫の65%は雨量の多寡で影響を受ける。少雨では収穫減少となり、価格高騰を呼び、経済回復の足を引っ張ることが心配されている。

06/23/2009


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