日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/10/2009 06:15 PM

 マスターカード・ワールドワイド(本社:ニューヨーク州パーチェス)は、アジア/太平洋、中東、アフリカ地域の21の市場を対象として半期に1回実施している「景気動向についての消費者意識調査(マスターカード消費者信頼感指数)」の2009年上半期版を発表した。09年上半期版の調査は、09年3月23日から4月18日にかけて、主要21市場の消費者計9,211人を対象に実施した。

 この調査は今年で17年目、毎年2回実施され、今後6カ月間の「雇用」、「景気」、「固定収入」、「株式市場」、「生活の質」の5つの項目に関して、0から100の数値で評価されている。50以上のスコアは楽観傾向を示し、50以下は悲観傾向を、50は中立的であることを示している。最も悲観的な(悪いと思う)場合は0、最も楽観的な(良いと思う)場合は100、すなわち、指数が高いほど信頼度が高いことを示す。

 今回の調査では、アジア/太平洋地域における消費者信頼度の平均総合指数は38.7で、半年前の調査時の47.4、1年前の56.0と比較すると落ち込んでいる。しかしながら、この指数は、1997-98年のアジア経済危機時における平均値の32.3を上回っている。

 同地域全体としての消費者の展望は、半年前と比較して、本指数を構成する5つの指標すべてにおいて悪化しており、「雇用」(今回30.3、半年前41.2)、「景気」(今回38.7、半年前42.1)、「生活の質」(今回39.2、半年前44.0)、「株式市場」(今回41.1、半年前45.5)、「固定収入」(今回44.2、半年前64.3)となった。

 アジア/太平洋地域の14市場のうち、中国、インド、ベトナムの3市場だけが09年下半期の展望について楽観的であった。インド(68.0)がアジア/太平洋地域の中では最も高い指数であり、特に「固定収入」(70.0)と「生活の質」(74.5)において消費者が楽観傾向を示した。インドは、半年前の63.9から今回は68.0に総合指数が上がった数少ない市場のひとつでもある。

 中国(60.8)、ベトナム(60.9)は09年下半期の展望について楽観傾向を保っているものの、半年前(中国76.6、ベトナム88.1)と比べるとその傾向は鈍化している。

 アジア/太平洋地域のその他10市場は09年下半期について悲観的な展望である。また、シンガポール(今回31.2、半年前62.3)、オーストラリア(今回24.1、半年前49.0)、香港(今回24.7、半年前41.8)は総合指数において大きな落ち込みを記録した。

 日本の指数(21.5)は、調査対象の全市場の中でニュージーランド(21.5)と並んで最も低く、今後半年の展望について強い悲観傾向を示しており、1年前(29.0)の指数を下回る結果となった。しかし、半年前(17.2)と比べると、わずかながら悲観傾向は回復している。(09年6月9日、マスターカード・ワールドワイド・ジャパンの発表から)

06/10/2009


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