日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/02/2009 07:14 PM

 2日付のビジネス・ライン紙(1面)によると、左翼の選挙大敗で左翼の反対意向を考慮する必要がなくなった政府は、各省で民営化の準備を進めている。統一進歩連合(UPA)政権の新しい大臣たちはつぎつぎと民営化の取り組みを発表している。

 プラナブ・ムカジー財務相は就任記者会見で、「現在与えられたチャンスを逃さずに、改革を進めたい。実体経済の分野を含む経済、特に金融部門をより競争力あるものにし、経済の監督・監視システムもグローバルな進化についていけるような、もっと効率的なものにしたい」と述べた。具体的な改革議題については言及しなかったが、今後の改革は経済成長を促すものであることを強調した。

 新任のアナンド・シャルマ商工相は、外国機関投資家(FII)からの大量資金流入をインドは求めていると述べ、新しい貿易政策を8月第1週に発表するという。「外国投資や関係分野の政策に関するすべてが新政策に盛り込まれる」と述べた。また、過去3カ月で2千億ルピーに達した大量の外資流入は、インド経済に対するFIIの信頼度を示すもので、2008年4月-09年3月の外国直接投資(FDI)が270億米ドルに達したことに満足の意を表し、この傾向は引き続くだろうと述べた。

 ムルリ・デオラ石油天然ガス相は、就任式を終えるとすぐに、ガソリンとディーゼル価格の自由化を検討中だと発表した。「自由化の問題は議論されており、閣議に提出されるだろう。閣議決定は6週間ぐらい先だ」と述べた。

 留任したA・ラジャ通信IT相は、第3次世代携帯電話サービスの許可に関する政策について2-3カ月のうちにまとめ、国会に提出すると述べた。6月に発表の予定だったが、周波数帯(スペクトラム)の割り当て供給と価格問題で決定が遅れていた。国営電話公社BSNLの増資公募は30万人の従業員の反対で遅れていたが、省とBSNL経営陣は、必ずコンセンサスを作り上げると述べた。

 同じく留任したプラフル・パティル民間航空相は、注目を集めているエア・インディアの民営化について、国営航空会社の株式公募を検討中であることを明らかにした。

06/02/2009


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