日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/25/2009 08:01 AM

 麻生太郎総理は21日、第15回国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)の晩さん会で、「経済危機を超え、再び飛躍するアジアへ」というスピーチを行った。

 そのなかでまず、「世界金融危機の影響を受けているものの、アジアに対する楽観的な見方は依然として変わりがない。アジアは、"21世紀の開かれた、世界の経済成長センター"と言われている。東アジアだけで世界人口の約半分、32億人が住み、この4年間で1億3千万人、日本1国分の人口が増えた。過去10年間、ASEAN、インド、中国の名目GDPの合計は3倍に増えている。このようなアジアの潜在力を引き出し、繁栄をより確かなものとするために、大きく分けて、次の3つの分野で、その取組を進めていく必要があると考えている。

 第一は、適切なマクロ経済政策と、金融市場対策による経済・金融危機への対応、第二は、中・長期的な視点からの、経済成長構想の実施、第三は、人々が安全に、安心して活動出来るよう、環境、保健・衛生、テロ・海賊、安全保障など、国境を超える問題への対応、などである」とアジアの有望性や課題などを概括した。

 その上で、2020年にアジアの経済規模を現在の水準から倍増させるために、日本はあらゆる施策を動員し、アジア各国の取組を後押しすると表明。具体的には、経済・金融危機への対応を含め、
(1)ODAを最大200億ドル相当、
(2)インフラ整備のための貿易保険枠を200億ドル相当、
(3)JBICの環境投資支援イニシアティブを2年間で50億ドル相当、
(4)貿易信用の補完のために追加的な貿易金融支援を2年間で220億ドル相当、
などを用意したと説明した。

05/22/2009


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