日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/21/2009 07:02 PM

 スイス・ローザンヌのIMD(経営開発国際研究所)は20日、「世界競争力年報2009年版」を発表した。それによると、インドの競争力は世界57カ国中30位で、昨年の29位から1ランク後退した。

 IMDの世界競争力は、57の国・地域(昨年は55)に関して、「経済パフォーマンス」、「政府の効率性」、「ビジネスの効率性」、「インフラ整備度」の4分野、323項目での調査を行い、ランキングしたもの。IMDは50年以上の歴史がある世界有数のビジネススクール。

 2009年国際競争力第1位は米国(昨年1位)、2位香港(同3位)、3位シンガポール(同2位)、4位スイス(同4位)、5位デンマーク(同6位)だった。6位スエーデン (同9位)、7位オーストラリア (同7位)、8位カナダ (同8位)、9位フィンランド(同15位)、10位オランダ(10位)。最下位の57位はベネズエラ(同最下位の55位)だった。

 日本は17位で、昨年の22位から5ランク上昇したが、かつて首位にランクされていた面影はない。昨年17位の中国は20位へと低下、3年ぶりに日本に抜き返された。そのほかアジア勢は18位マレーシア(同19位)、23位台湾(同13位)、26位タイ(同23位)、27位韓国(同31位)、42位インドネシア(同51位)、43位フィリピン(同40位)とランクされている。日本は、別格の香港、シンガポールについでアジア勢3位となり、昨年のアジア6位から上昇した。

 インドは世界30位で去年の29位から1ランク後退。アジア勢11カ国・地域のなかでは9位にとどまった。インドの下にランクされたのは、インドネシアとフィリピンのみ。

 なお、本年は例年の現在の国際競争力のほかに、金融危機への対応や今後の競争力向上という対応能力を図る「ストレス・テスト」結果も発表された。「ストレス・テスト」の第1位はデンマーク、2位シンガポール、3位カタールだった。インドは13位にランクされており、18位の中国、26位の日本を大きく上回っている。インドは今後の対応力については、現在の競争力よりもかなり高い評価を受けたといえる。

05/21/2009


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