日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/04/2009 12:26 AM

 インド自動車工業会(SIAM)が発表した3月の自動車販売台数は、乗用車が12万9358台で前年同月比1.0%の微増となった。政府の減税や金融緩和などの景気刺激策、および総選挙の重要増などにより、前月に引き続きプラス成長となった。 UVの月間販売は2万6647台で、同8.6%減、MPVは8911台で同6.9%減となった。

 この結果、UV・MPVを含む乗用車部門全体の月間販売台数は16万4916台の前年同月比1.2%減、08年度通期では155万1880台の前年度比0.1%増と、ほぼ横ばいとなった。

 上位大手メーカー3社では、最大手のマルチ・スズキはUV・MPVを含め72万2144台を販売(前年度比1.4%増)、マーケットシェアは46.5%と前年度の水準(45.9%)より向上した。現代自動車は24万4080台と前年度比12.7%増加し、タタを抜いて第2位に浮上した。一方のタタ・モータースは、23万918台、同1.3%の微増であった。現代とタタのマーケットシェアはそれぞれ15.7%(前年度14%)、14.9%(同14.7%)と逆転した。

 二輪車部門では、3月の販売台数は3.7%増の65万4017台、08年度通期では2.6%増の743万7670台となった。内訳は、オートバイが前年度比1.2%増の583万5145台、スクーターが9.1%増の114万5798であった。最大手ヒーロー・ホンダはオートバイとスクーターを合わせて364万807台(前年度比12.1%増)を販売し、二輪車市場の49.0%のシェアを占めた。ホンダは、100%子会社のHMSIと合わせると、二輪車市場で62.6%のシェアを確保し、前年度の56.8%からさらに一段と拡大した。一方、バジャージは同23.4%減の128万6119台と振るわなかった。第3位のTVSの販売台数は115万2064台で、同1.4%のマイナスとなったが、バジャージとの差を縮めつつある。

 商用車部門では、中型・大型商用車部門の月間販売台数は1万9369台で、前年同月比43.4%減、08年通期では18万3541台で、前年度比33.2%減と大きく減少した。また、小型商用車部門は月間2万2512台(同0.2%減)、08年度通期では20万581台(同7.1%減)となった。商用車全体では、月間販売台数は4万1881台(同26.2%減)、08年度通期では38万4122台(同21.7%減)となった。

 不況の影響が大きい商用車部門に対して政府は4月24日、特別減価償却率50%が適用できる対象を半年間延長し9月末までとした。本措置は、本年1月の景気刺激策の一環で導入したもので、当初は2009年1月1日から3月31日までの期間に購入した場合としていた。このほかにも、商用車の需要を高めるため、政府は2月の予算発表で、公共交通機関によるバス調達の拡大や、物品税を2%引き下げて、現行の10%から8%としたことなどの景気刺激策を既に発表している。

 三輪車を含む自動車全部門の月間販売台数の合計は、89万3934台で前年同月比1.1%増、08年度通期では972万3391台の前年度比0.7%増とわずかに増加した。

 SIAMは09年度の見通しについて、乗用車部門は3‐5%増(08年度0.1%増)、商用車は7-10%増(同21.7%減)、二輪は0-5%増(同2.6%増)と予測している。しかし、メーカーはこの見通しに懐疑的だ。(4月9日付けFinancial Express紙/Business Standard紙)。

 輸出部門では、乗用車の月間輸出台数が3万3787台で、同34.0%増となった。通期では、前年度比53.7%増の33万5739台となった。中でも、現代自動車は25万3345台(同75.4%増)を輸出し、乗用車輸出全体の75.5%を占めた。二輪車の月間輸出台数は6万9521台の同7.6%減となった。通期では100万4174台で、前年度比22.5%増となり、伸び悩む国内市場とは対照的に好調を維持した。一方、商用車部門は、月間2848台(同61.3%減)、通期では4万2673台(同27.7%減)と、大幅に落ち込んだ。

05/01/2009


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