日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/21/2009 07:56 PM

 インド準備銀行(中央銀行、RBI)は21日、2009-10年度(09年4月-10年3月)に入って第1回目の金融政策会合を開催し、政策金利を直ちに0.25%ポイント引き下げると決定した。改定後の利率はレポ金利(市中銀行へ不足資金を供給する際の適用金利)が4.75%、リバース・レポ金利(市中銀行から余剰資金を吸収する際の適用金利)が3.25%。

 世界的な金融危機と先進諸国の同時不況が続く中、借入コストの低下を誘導し、内外需の鈍化で減速する印経済を刺激する狙いだ。同行は3月4日、0.5%ポイントの利下げを実施したが、4月4日で終わる週の卸売物価指数(WPI)上昇率が前年比0.18%へ低下し、物価の落ち着きが一段と鮮明になっている現状を受け、金融緩和の強化に踏み切った。

 なお、リバース・レポ取引を通じて同行が市中から吸い上げる金額は連日のように1兆ルピーを超える状況。金融システムの流動性は潤沢であり、同行は預金準備率(CRR)を5.0%に据え置いた。

 同行はまた、主要経済・金融指標に関する09-10年度の見通しを発表。実質国内総生産(GDP)成長率は前年比6.0%程度、WPIで測ったインフレ率は10年3月末時点で同4.0%前後、通貨供給量(M3)の増加率は同17.0%などと予測した。

04/21/2009


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