日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/09/2009 07:23 PM

 9日付のファイナンシャル・エクスプレス紙とビジネス・ライン紙(各1面)、ビジネス・スタンダード紙(第2部 2面)によると、一部の印大手商業銀行首脳は8日、21日に2009-10年度(09年4月-10年3月)最初の金融政策決定会合を控えた準備銀行(中央銀行、RBI)のスバラオ総裁らと会談し、今後6カ月間は貸出金利の大幅な引き下げは困難だと訴えた。

 過去に高金利で受け入れた預金が残っており、資金調達コストが高止まりしているため。出席者の1人は会談終了後、「銀行には高金利の大口預金がまだ存在する。これらが満期を迎える数カ月後にならないと貸出金利を大幅に引き下げる余地は生じない」と語った。

[解説]
 RBIは世界的な金融危機が勃発した後、減速する国内景気の刺激を狙いとして08年10月から断続的に金融緩和を実施しており、レポ金利(市中銀行へ不足資金を供給する際の適用金利)を3月までに4%ポイント引き下げている。

 一方、商業銀行による貸出金利の引き下げは遅れており、利下げ幅は政府系銀行(PSB)の場合で最大2%ポイント。民間銀行ではわずか0.5%ポイント程度だ。政府やRBIは金利の引き下げを銀行に繰り返し要請しているが、銀行側は上で見た資金コストの下方硬直性に加え、貸し倒れの増加を警戒しており、追加利下げに対する慎重姿勢を崩していない。

04/09/2009


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