日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/27/2009 07:53 AM

 24日付のビジネス・スタンダード紙(第2部 3面)とビジネス・ライン紙(6面)、エコノミック・タイムズ紙(19面)によると、インド信用格付け・情報サービス社(CRISIL)は23日、印商業銀行の総不良債権(GNPA)が2008年3月末の5,640億ルピーから11年3月末の1兆9千億ルピーへ3.4倍に増加し、貸出残高に対する比率も2.3%から5.0%へ上昇するとの見方を示した。

 主因は、(1)景気減速に伴う需要の減少や収益の悪化、(2)借入コストの上昇、(3)外国為替相場の変動による損失の発生、など。借り手別にGNPAの比率を測ると、企業部門は08年3月末の1.6%から11年3月末の4.1%へ、個人部門は同じ期間に3.2%から4.7%へそれぞれ上昇する見通しだ。

 その結果、銀行は08-11年にかけ、利益の25-40%程度を貸倒引当金として計上する必要が発生。しかし、純資産の純NPAに対する比率が1998年3月末の2.2倍から08年3月末の12.8%へ上昇している事実に示されるとおり、銀行には十分な資本の備えがあり、CRISILのバティア氏も、「NPAが予測に沿って急増しても、純資産の純NPAに対する比率は11年3月末で5倍と見込まれ、NPAから発生する損失を埋めるには十分だ」と語っている。

04/24/2009


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