日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

03/19/2009 08:36 PM

 国際通貨基金(IMF)は17日、2月に実施した印政策当局者との年次協議(IMF協定4条協議)結果を公表し、実質国内総生産(GDP)成長率を2008-09年度(08年4月-09年3月)は前年比6.3%、09-10年度(09年4月-10年3月)は同5.3%と予測した。

 07-08年度(07年4月-08年3月)まで3年間にわたって維持した同9%台から大幅に低下する見通し。08年9月に勃発した世界的な金融危機と先進諸国の同時不況入りを受け、印景気も急減速しているためだ。また、CLSA(カリヨン証券)アジア・パシフィック・マーケッツは18日、09-10年度の成長率を同4.6%と予想し、IMFよりもさらに厳しい見方を示した。

 18日は印国内でも成長率を巡る政府高官の発言が相次いでいる。

 統計・計画実行省のプロナブ・セン次官は、08-09年度の政府予測値である同7.1%は達成が困難と指摘。「08年10-12月期の成長率実績は前年同期比5.3%であり、08-09年度全体で前年度比7.1%へ達するには09年1-3月期が前年同期比7.4%に届かなければならないが、これは不可能だ」と語った。

 計画委員会のアブヒジット・セン委員は、09-10年度の成長率が最悪のシナリオで同5%と予測。「政府が実施してきた景気刺激策が全く効果を発揮せず、世界経済が現状から好転しないとの前提で試算すると、09-10年度の成長率は前年比5%になる。しかし、財政拡大は実質GDPを最大で1.5-2%ポイント押し上げる可能性があり、それを織り込めば同6.5-7%へ高まる見込みだ」と述べた。


03/19/2009


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