日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

03/25/2009 06:33 AM

 24日付のビジネス・スタンダード紙(第2部 1面)によると、印産業部門への資金供給額が2月末時点で1年前より20%近く減少している。理由は、(1)株価の下落でエクイティ・ファイナンス(株式の発行を伴う資金調達)が困難になった、(2)世界的な金融危機の影響で印企業の海外借入コストが上昇し、量的確保も難航している、(3)国内銀行が景気減速下で不良債権(NPA)の増加を懸念し、貸出に対する慎重姿勢を強めている、の3点。

 プライム・データベース社の調べによれば、資本市場における印企業の資金調達額は、2007年4月-08年2月の2兆2,907億120万ルピーから08年4月-09年2月の1兆5,961億750万ルピーへ30%減少した。私募増資は8,090億ルピーから1兆4,270億2,510万ルピーへ76%増加。一方、公募増資は3,730億1,660万ルピーから203億3,990万ルピーへ95%減、株主割当増資は1,344億6,710万ルピーから1,198億2千万ルピーへ11%減、適格機関投資家に対する株式割当(QIB)は2,237億3千万ルピーから18億9千万ルピーへ99%減、米国預託証書(ADR)やグローバル預託証書(GDR)などの発行は7,404億9,500万ルピーから120億3,270万ルピーへ98%減を記録した。

 また、準備銀行(中央銀行、RBI)の集計によると、対外商業借入(ECB)は07年4-08年1月の2,016億3,320万ルピーから08年4月-09年1月の1,605億3,720万ルピーへ20%減少。外貨建転換社債(FCCB)の発行額は同じ期間に545億5,820万ルピーから74億2,500万ルピーへ86%と激減した。

 さらに、指定商業銀行(SCB)の貸出残高は08年10月末時点の前年比29.0%増から09年2月末現在の同18.3%増へ減速。政府系銀行(PSB)が同27.5%増から同26.0%増へ緩やかなスローダウンにとどまったのに対し、民間銀行は同28.5%増から同5.3%増へ、外資系銀行は同20.2%増から同8.1%増へ大幅に鈍化した。

03/24/2009


この記事へのトラックバックURL:

http://indonews.jp/mt/mt-tb.cgi/11014

トラックバック一覧(0)