日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

02/18/2009 01:16 AM

 会計・税務・コンサルティングサービスを提供する太陽ASG グループ(世界第6位の会計事務所グループであるグラント・ソーントン加盟事務所)は2008 年10-11 月、世界の非公開企業を中心とする中堅企業経営者の資金調達環境に対する意識調査を実施し、その結果を公表した(従業員数100 -750 人)。

 この調査はグラント・ソーントン加盟主要36カ国が毎年実施している世界同時調査の一環である。

 世界36カ国の中堅企業経営者の69%はこのような厳しい経済状況下でも、現在金融機関は融資に「積極的である」と感じているが、61%は今後1年間に「資金調達しにくくなる」と回答。09 年は08年と比較して、世界的に資金調達環境は悪化の見通しである。特にG7 諸国の中堅企業経営者は、世界平均より3%ポイント高く「資金調達しにくくなる」と回答しており、先進国ほど急激な資金調達環境の変化が窺える。

 国別では、インド、南アフリカ、オーストラリア、カナダ等は、現在金融機関は世界平均より融資に「積極的である」と感じ、今後1 年間「資金調達しにくくなる」と回答したパーセンテージは世界平均より低い。これらの国は、グラント・ソーントンが1月に公表した「中堅企業経営者の意識調査-景況感-」でも「景況感」DI ポイントがプラスであり、世界的な景気後退の影響をあまり受けていないようだ。
ちなみに、金融機関の自社事業への融資に対する態度に関する質問に対して、「積極的である」、または「非常に積極的である」と回答したインド中堅企業経営者の比率は84%で、世界平均の64%を15%ポイント上回った。また、「今後1年間、資金は調達し易くなるか、しにくくなるか?」という質問に対し、「資金調達しにくくなる」、または「かなり資金調達がしにくくなる」と回答したインドの比率は22%で、世界平均の61%を39%ポイントも下回った。

 一方、タイ、アルゼンチン、ロシア、フランス等は、現在金融機関は世界平均より融資に「消極的」と感じ、今後1年間、世界の平均より「資金調達しにくくなる」と回答したパーセンテージが高い。これらの国は、1 月に公表した「中堅企業経営者の意識調査-景況感-」でも「景況感」DI ポイントがマイナスである。このグループには過去10年間に高度成長を遂げた新興国が多く含まれており、景気後退が資金調達環境にも大きな打撃を与えていることが窺える。

 なお、調査対象36カ国のうちアジア太平洋諸国は日本、中国、香港、台湾、シンガポール、タイ、べトナム、フィリピン、インド、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランドである。

02/17/2009(09年2月16日の太陽ASGグループ発表から抜粋)


この記事へのトラックバックURL:

http://indonews.jp/mt/mt-tb.cgi/10664

トラックバック一覧(0)