日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

01/22/2009 12:15 PM

 インドの原子力委員会(AEC:Atomic Energy Commission)は19日、原子力発電事業に向けたインド原子力発電公社(NPCIL)とインド火力発電公社(NTPC)の合弁について協議し、前向きに検討していることが明らかになった。関係筋が21日語った。

 インドは2030年までに原子力発電能力6万メガワット達成を目標に掲げており、その実現には、原子力技術に長けているNPCILと火力発電分野で豊富な実績を持つNTPCの提携が不可欠とみられる。両社は2008年12月に合弁会社設立に向けた覚書を取り交わしている。

 AECでさらなる協議が行われた上で合弁会社設立の提案が内閣に提出され、承認されればインド初の合弁会社による原子力発電事業となる。

 NTPCは石炭を中心とした火力発電により2万7,000メガワット以上の発電能力を有している。インド各州の電力局とのつながりを持っているため、配給や送電に関して有利な立場にある。

 インド原子力省傘下のNPCILは現在、17の原子力発電を運営している。

 業界関係者によれば、NPCILとNTPCの合弁会社が承認されれば、民間企業参入の道も開けるとみられているが、IAEA(国際原子力機関)との手続き完了が前提となるため、少なくとも5、6年先になるという。

 民間企業ではすでにラーセン&トゥブロ(L&T)、タタ・パワー、リライアンス・インフラ、GMR、ジンダル・グループ、ヒンドゥジャ・グループ、BHELなどが原子力発電所の設立に名乗りを上げている。

01/21/2009 12:19(ムンバイ発)PTI


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